2017年アメリカ人のお金の使い道は?BEST10
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~Top 10 Things American People Have Spent In 2017.~
米国の個人消費と言えば、GDP(Gross Domestic product: 国内総生産)の7割近くを占め言わずと知れた米経済のドライバーです。11月までの年初来で、総額は実質ベースで前年比2.7%増の130.6兆ドル。
では昨年2017年、アメリカ人はどんな項目にお金を掛けたのでしょうか?
10位 テレビ(支出額:1.97兆ドル)1.5%⇧
9位 新車 (支出額:2.81兆ドル)2.16%⇧
8位 ガソリン(支出額:2.84兆ドル 2.17%⇩
7位 電気・水道・ガス(支出額:3.07兆ドル)2.35%⇩
6位 処方箋薬(支出額:3.74兆ドル)1.49%⇧
5位 服飾・靴(支出額:4.24兆ドル)3.25%⇧
4位 レストラン・バー(支出額:5.61兆ドル)4.30%⇧
3位 医療費(歯科含む)(支出額:6.68兆ドル)5.12%⇧
2位 食品・飲料(支出額:7.89兆ドル)6.04%⇧
1位 帰属家賃(支出額:19.39兆ドル) 14.58%⇧
※持ち家を持っている所有者が所有者自身に家賃を払っていると想定した場合の家賃の額。
9位の【新車】は、ハリケーンの影響により買い替え需要もあり、2017年は前年割れから大幅増に反転しました。
1位【帰属家賃】というのは仕方のない気がしますが、テレビが10位に食い込んでいるという事はTV場慣れが著しいと言われながらも、まだまだ映画やドラマを視聴するツールとしてアメリカ人には必要なようです。グーグル・クロームやアップルTVなどストリーム機器が成長の一端を担っているのかもしれません。
4位のレストラン・バーも、大健闘し、労働市場が拡大中である一方で賃金が伸び悩む中、家で料理をする時間が十分でなく外食が多くなっているという傾向にあるようですね。